申し分ない、テニス部の主将。

真っ直ぐな性格で、正義感の強い熱血漢、部下…じゃなかった部員達にも慕われてる。

そうだよね、橘桔平くん。









「ちょ…もう、ダメだ…」

「なんだよ、もう一回くらいいいだろ」

「全国に行こうかというテニス部の部長とさ、地区予選一回戦敗退のしがない卓球部の一部員の体力の差は歴然だし、だから1日3回とかムリ。 それと、言わせてもらうけど、部活の練習メニューをこなすみたいにガツガツエッチすんな、回数をかせぐことを良しとするな。 ちょっとは繊細に情感を込めて丁寧にやってよ、橘、音楽とか美術の成績悪いでしょ」

「……確かに、音楽は苦手だ」

「ふーん」

「歌のテストが特に」

「あれじゃん、ほら、テニス部にさ、ゲゲゲの鬼太郎みたいな人いるじゃん、あの人さ、いっつもヘッドフォンしてノリノリで歩いてるじゃん。 あの人とカラオケ行って練習すれば?」

「神尾のことだな。…神尾とは音楽の趣味が違うし」

「つーか、さりげなく胸を揉むな、続きをしようとするな」

「それくらいいいじゃないか」

「だって、勃ってきてんじゃん、それどうすんのよ」

「触ってくれ」

「やだよ」

「少しだけでいいから」

「少しじゃすまないから、絶対ヤダ」

こそ、もうちょっと女らしくしおらしくしたらどうだ」

「ハァ?なんだ、それ?ものすごくカチーンときた。 やっぱり、橘って九州男児なんだ、封建的、高圧的、偉そうだったらありゃしない」

「偉そうになんかしてないだろ」

「ふーんだ、いつだって偉そうだね」

こそ、ああいえばこういう…ちょっとは黙って言うことを聞け」

「うわぁ、黙って言うことを聞けだってさ、封建的、最悪」

「ほんなこつ…この口は」

「なっ!…むっ」



やっ!…ちょっと急に指を入れるなんて、反則だ。
2回目の余韻で、まだぐじゅぐじゅと濡れてるそこに、深く指を突っ込まれる。
おまけに、キスで口をふさがれて、口腔内は橘の舌によって蹂躙されて、息をするのも苦しい。

「ん…ん…」

飲みきれなかった唾液が涎となって、零れてゆく。
口の端から首を伝ってだらだらと垂れてゆく。

「舐めて」

ようやくくちびるを解放されたかと思ったらこれだ。
滑りが良くなったとでも思っているのだろうか。

頬を硬くなったそれで突かれる。
涎と先走りで捏ねくりまわされて、私の頬っぺたは汚されてゆく。

そう考えたら、身体の奥から何か溢れてくるものがあった。

「橘…」

名前を呼んで、口を開いて、迎え入れる。

少ししょっぱい。

喉の奥までいっぱいになって、わたしはえずく。
それでも、舌での愛撫は止めない。

熱くて、脈打っていて、その表面を丁寧に、舐める。

喉奥に打ち付けられながら、吐きそうになりながら、でも、わたしは無心で続ける。

「う…」

低くうめいて、橘は腰を引く。

ずるりと抜かれて、わたしは大きく息を吸う。

と思ったら、わたしの足首を掴んで大きく股を開いて、ぐずぐずになったその中心へそれを突っ込んだ。

「ひぁ!」

悲鳴を上げてそれに応えた。

やばい、もう、これ、気持ち良すぎる。

ガンガンに腰を動かしてる橘に、わたしはもう翻弄されるだけ。

「やっ!もう、ダメだった…ら!」

このまま、どっかに飛ばされちゃいそうだ。
恐い。

泣きそうになって、ぎゅっと瞑った目を開けて橘を見上げたら、橘がわたしを見て、にっこりと(ニヤっと?)笑った。

「ひとりに、しない…でっ」

背中に腕を回された。

抱きかかえられた。

そのまま抱き締められた。

ずんずんと突かれた。

「あぁ…もう…」

「3回目も…できるじゃないか」

びりびりと身体に電気が走る中で橘にそう言われて、意識がホワイトアウトしてゆく中で、わたしは言った。

「4回目は、ないから…ね…」









…こりゃ酷い。橘さん、ごめんなさい。

モドル







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